腿前の筋肉が伸びると【腰の痛み】が改善する!誰でもできる簡単ストレッチ
腰痛持ち人の数は、全国に3000万人いると推計されており、もはや国民病といってもよいほどの疾患です。
腰痛の原因は様々ですが、今回は立っている時や朝目が覚めたら腰が痛いまたは重い感じがするという方におすすめストレッチとその原因についてご紹介します。
目次
腰が痛くなる原因
立っている時や朝目が覚めた時に腰の痛みがある人の多くは反り腰が原因です。
反り腰とは
寝ている時、腰と床の隙間が空いている人
立っている時、壁に踵と頭をつけた状態で腰と壁の間に隙間ができる人です。
では、なぜ反り腰が腰痛の原因になるのか。
本来腰は、腹圧によって安定性を保っています。
しかし、反り腰の方は腹圧が抜け、背骨を反ることで骨どうしをぶつけて腰を支えています。
これでは、背骨の関節に負担がかかり炎症が生じ痛みがでます。
また、筋肉にも原因があります。
本来腹圧が維持できている人は、お腹周りのインナーマッスル(腹横筋:画像)が働いていますが
反り腰の人は、腹横筋ではなく腰周りの背筋に常に力が入っています。
そのため、筋肉が疲労し循環が悪くなり、痛が出現しています。
マッサージで痛みが軽減するのは、循環が改善するためです。
反り腰の特徴
反り腰の人が悩まされるのは腰痛だけではありません。
反り腰の人は腹圧が抜けていると説明しましたが、そのことによりお腹周の代謝が低下し脂肪がつきやすいという特徴があります。
いわいるぽっこりお腹です。
脚や腕は痩せているのに、お腹にだけ出ているという方が身近におられないでしょうか。
その方はほぼ間違いなく反り腰です。
そして腰痛にも悩んでいるはずです。
腰痛を緩和する方法
では、どうしたら反り腰が軽減し腰痛が緩和するか
それは腿前の筋肉(大腿四頭筋:画像)を伸ばすことです。
この筋肉は骨盤から膝に付いており、この筋肉が硬くなることで
骨盤を介して腰が反る方向へと引っ張られます。
つまり、反り腰の直接的な原因となる筋肉の一つです。
効果的なストレッチ
さっそくストレッチのやり方をご紹介します。
まずは、動画を見て下さい。
ポイントは
・腰を丸めること
・反対側の膝を立てるまたは伸ばしている方の脚にかけることです
伸ばす強さは、あまり強くなりすぎずに
7割り程度の伸長感で、呼吸が楽に行える範囲で行いましょう。
あまり強くし過ぎるとストレッチでも肉離れを引き起こします。
時間は最低30秒以上、できれば1~2分行えると効果が出やすくなります。
今回の内容は以上になります。
反り腰で腰痛がある人は、毎日行ってみて下さい
徐々に腰の痛みが緩和してくると思います。
軽減はしたけど、まだ痛みがあるという方はご連絡ください。
腰痛はほとんどの場合改善可能です。
ご連絡お待ちしております。