太る原因はインスリン?痩せたいならインスリン分泌をコントロールせよ!
以前、カロリー計算では痩せないという記事を書きました。
基礎代謝の変動や摂取した食べ物によって体への吸収率は違うという内容です。
※まだ読んでいない方はこちらも読んでみて下さい。
そして、ここでキーポイントとなったのがインスリンというホルモンです。
では、なぜダイエットとインスリンが関係あるのかを説明していきます。
目次
インスリンとは
まず、インスリンとは膵臓のランゲルハンス島から分泌されるホルモンです。
食事により血液中のブドウ糖が増加すると血糖値が上昇するため、それを抑えるためにインスリンが分泌されます。
インスリンはブドウ糖を筋肉などに送りエネルギーとしての利用を促します。
そのためインスリンは血糖値を下げる効果があり、糖尿病の方には治療薬として用いられています。
このことは、世間に大きく広まっていることですが、ダイエットに大事なのはインスリンのもう一つの作用です。
インスリンのもう一つの作用
インスリンは血糖値を下げるという作用だけでなく、食物の吸収を促進するというもう一つの作用があります。
この作用が、ダイエットでインスリン分泌を考える大きな理由になります。
そしてこのインスリンの分泌される量は人によっても違いますし、摂取する食べ物によっても違います。
ということは、このインスリンの分泌量をコントロールしてしまえば痩せやすくなるということこです。
インスリン分泌の要因ベスト3
と、その前に補足として、最もインスリン分泌の要因となるのは遺伝です。
ただこのことに関してはどうしようもないため今回のベスト3からは除外します。
確かに太りやすい体質にも繋がっているでしょう…
でもそんな方も次の3つをしっかりと抑えておけば太りにくく痩せやすい体になります。
では、以下がインスリンを分泌するベスト3になります。
- 炭水化物
- 動物性タンパク質
- コルチゾール
それぞれを簡単に説明していきます。
炭水化物
インスリン分泌が最も多くなるものは炭水化物(糖質)になります。
炭水化物ダイエットが流行った一つの理由はこのインスリン分泌量が多いからです。
だからといって炭水化物ダイエット勧めるわけではありません。
このことについて書くと長くなるため、またそのうち記事にしたいと思います。
動物性タンパク質
2番めは動物性タンパク質になります。
筋肉をつけるためダイエット中も積極的に摂取する方もいますが、ダイエット中であれば植物性タンパク質の方をおすすめします。
最近では大豆由来のソイプロテインも水どけがよく、タンパク質量も高くなっているので筋肉量の低下を防ぎつつ痩せることに繋がります。
コルチゾール
コルチゾールは副腎皮質から分泌されるストレスホルモンになります。
日々の生活や仕事によりストレスを受けると、体はストレスから守ろうと脂肪を蓄えようと働きます。その働きが結果的にインスリンの分泌量を増加させることに繋がります。
ストレスによって太るというのは、単に暴飲暴食だけではなく、このような生理学的な背景が隠れています。
まとめ
以上が、インスリンがダイエットと深い関わりがある理由になります。
ダイエットは、食事制限や運動を気合で行えば確かに効果は出ます。
ただ気合だけで乗り切れる方は、数少ないと思います。
であれば、ちゃんとした食事や運動の知識があるトレーナーの指導に基づいて行ったほうが何倍も簡単に結果が出せます。
大事なのはがむしゃらな努力ではなく、科学的根拠のある努力の方向性です。
TASKでは、運動の知識はもちろん、栄養学や生理学の知識を持ったトレーナーがあなたにあったダイエット方法を提案しサポートしていきます。
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