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姿勢改善の前に知っておくべきこと!正しい姿勢とは?|姿勢は3つのタイプに分けられる

姿勢改善の前に知っておくべきこと!正しい姿勢とは?|姿勢は3つのタイプに分けられる

今回のテーマは 【姿勢】

生きていれば誰もが1度は意識したことがあるのではないでしょうか。

トレーナーをしていると多くの方が悩まされていると実感します。

あまり知られていませんが姿勢は、医学的に3つのパターンに分けられます。

これを知らずにYou Tubeやネットに載っているエクササイズやストレッチをしても効果が出ないばかりか逆効果になることもあります。

なぜなら、この3つのパターンはそれぞれ原因が違い、原因によって改善方法が異なるからです。

今回は不良姿勢の3つのパターンと正しい姿勢についてお伝えしたいと思います。

 3つの姿勢パターン

不良姿勢はこの3つのパターンに分類されます。

日本人に最も多い姿勢がKyphosisi Lordosisという姿勢であり、反り腰と猫背がミックスした姿勢。

それぞれ、特徴を説明していきます。

 Kyphosisi-Lordosis

この姿勢では、骨盤が前傾し腰が反り、帳尻を合わせるため背骨が丸くなるのが特徴です。

ももの前や腰まわり、首の筋肉が短縮し硬くなります。

逆にもも裏、腹筋、背筋は引き伸ばされ弱化していきます。

 Flat back

この姿勢では、背骨の湾曲がなくなり直線化することが特徴です。

骨盤が後傾し腰の反りが消失。

背骨は平坦化します。

もも裏やお尻、腹筋、大胸筋といった筋肉が短縮し硬くなります。

また、背筋や腸腰筋、僧帽筋下部といった筋肉が弱化していきます。

 Sway back

この姿勢では、骨盤は後傾またはニュートラルであり、背骨の上部が後弯し、いわゆる猫背が特徴です。

重心が後ろになりやすく、背骨を丸めることで帳尻を合わせます。

もも裏やお尻、腹筋、大胸筋といった筋肉が短縮し硬くなります。

また、腸腰筋や僧帽筋下部、腹筋が弱化していきます。


このように、不良姿勢には3つのパターンがあり、猫背だからといって胸を張るエクササイズを繰り返していると反り腰を助長し腰痛を引き起こすこともあります。

そういったことを防ぐためにも、まずは自分がどういった姿勢をしているかを見極めることが大切です。

また、最近ではスマホやパソコンの利用により、これら3つのパターンに共通して頭が前方に出ているという特徴があります。

 正しい姿勢

不良姿勢の次は、正しい姿勢についてです。

大切なのは体を横からみた図になります。

図のように耳から肩、股関節、膝、くるぶしのラインができるだけ直線上にあると正しい姿勢となります。

と言われてもわかりにくいので

簡単なチェック方法を紹介します。

図のように壁に背を向けた状態で立ちます。

この時、踵・お尻・背中・肩・後頭部を必ず壁につけて下さい。

そして、腰の隙間と首の隙間をチェックします。

腰と壁の隙間は指1本分

首と壁の隙間は指2本分となります。

腰の隙間が空きすぎていたり、腰の隙間を埋めようと力を入れると

壁から頭や背中、肩が離れてしまうと正しい姿勢が取れていないということになります。

できるだけ楽にこの姿勢が保持できるようになることが正しい姿勢のポイントです。

 自分の姿勢は?

不良姿勢の3つのパターンと正しい姿勢について説明しました。

それを踏まえたうえで、自分がどの姿勢に当てはまるのかチェックしてみて下さい。

例えば、猫背で腰が反っていればKyphosisi-Lordosis

猫背だけど腰の反りがなければSway back

腰の反りもなく、猫背でもなく、背骨の湾曲がない場合はFlat backになります。

そして、何よりも壁に背を向けて立ち、ポイントを押さえ、楽に立つことができれば、あなたの姿勢はよいと言えるでしょう。

 まとめ

姿勢をよくしたいのであれば、まずは自分の姿勢を知ることです。

ここが適当であれば、エクササイズやストレッチをしていても改善できるとは限らないでしょう。

よけいに悪くなる可能性だってあります。

現在地がわからなければ、目的地にはたどり着かないとの同じです。

3つのパターンを自分一人で確認するのは少し難しいかもしれませんが、家族やお友達とこの図をみながらチェックしてみて下さい。

整骨院やリハビリ、ジムに通われていれば、先生やトレーナーに聞いてみるのもよいと思います。

大切なことなのでもう一度いいます。

姿勢を治したいのであれば、まずは自分がどの姿勢のタイプなのか知ることから初めて下さい!

何事もまずは、現状を知ることが大切です。

では、最後までお読み頂きありがとうございました。

自分の姿勢が知りたい、姿勢を治したいという方がいらっしゃれば下記フォームまでご連絡下さい。