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肩こりは揉んでも治らない!原因を無くすことが改善に繋がる|熊本TASK

肩こりは揉んでも治らない!原因を無くすことが改善に繋がる|熊本TASK
  • マッサージにいっても治らない
  • 針治療をしても治らない
  • ストレッチをしても治らない
  • 自分で揉んでも治らない
  • 漢方薬を飲んでも治らない

肩こりでこのような経験がある方は多いと思います。

肩こりがなぜ治らないのか。それは、肩こりを治す方法を探しているからです。

肩こりは治し方ではなく、肩こりの原因を無くすことが大切になってきます。

また、肩こりの原因は姿勢と聞いたことがないでしょうか。

しかし、姿勢が悪い=肩こりというエビデンスはありません。

姿勢が治ったからといって確実に肩こりが治るとも限りません。

では、肩こりの本当の原因は何なんでしょうか。

肩こりの原因と改善するための方法をお伝えしていきます。

目次

 肩こりは姿勢が原因ではない

冒頭でもお伝えしたように、肩こりの最もな原因は姿勢ではありません。

姿勢が良くなっても肩こりがな治らない人もいれば、姿勢が悪くても肩こりではない人も大勢います。

しかし、姿勢と肩こりが全くの無関係かといえばそうではありません。

 姿勢と肩こり

人が立っている際や座っている際に、頭を支えているのは頚椎と呼ばれる骨です。

しかし、姿勢が崩れると頚椎だけでは支えることが難しくなり、筋肉を使用し頭を支えていきます。

この時使用されるのがいわいる肩こり筋である、僧帽筋や胸鎖乳突筋、肩甲挙筋という筋肉です。

プロメテウス解剖学アトラスより引用

これらの筋肉は頭の後ろ側についています。

猫背になると頭が前方に出るため、これらの筋肉が頭を支えるようと活動します。

そうすると、これらの筋肉は絶えず働き続けなければならないため、筋肉が硬くなり血流が悪くなった結果、肩こりになるわけです。

しかし、姿勢が悪くても肩や首を動かし続けていれば、血流が滞ることはないため、肩こりにはなりません。

一時期、交通整理の求人募集で「社員に肩こりは一人もいません」というキャッチフレームが使われていたほどです。

 肩こりの原因

ということは、肩こりの一番の原因は動かさないことになります。

つまり、運動不足です。

デスクワークや立ち仕事で一日中肩や首をほとんど動かさないという状態をつくると、肩こり筋は絶えず働き続けなければならず、血流が不全が起きます。

この血流不全は筋肉を硬くさせ、さらに血流が悪くなるという悪循環に至ります。

ここで、マッサージやストレッチをすると血流が改善するため、症状は軽減します。

しかし、また首や肩を動かさない時間が続くと血流が乏しくなり、症状が再発するという一時的な効果に留まります。

これが肩こりが長年続いてしまう原因です。

 肩こりを改善する方法

肩こりを改善する方法は運動になります。

軽度の症状であれば、散歩をするだけで良くなる人もいます。

しかし、毎日の仕事が忙しく、運動する時間もないという人も大勢いると思います。

なので、今回はデスクワークや立ち仕事の合間にできる運動をご紹介します。

この2種類の運動をできるだけ多く行いましょう。

目安としては30分に一回1分間の運動を行います。

肩こりの改善はとにかく血流をよくすることです。

さらに、姿勢の改善も同時に行っていけば、さらなる効果も期待できると思います。

 自宅での運動で効果倍増

以前、猫背を改善する運動を紹介しています。

肩こりの1番の原因は運動不足ですが、姿勢が助長していることも確かです。

お時間がある方は、この記事にある運動を1日1回取り入れて、姿勢も改善させ、さらに効果を高めてください。

では、以上になります。

肩こりを改善するために、毎日少しずつの運動を取り入れてみてください。

ご質問等ありましたら、お気軽にご連絡ください。