カロリー計算では痩せない?知られていないダイエットの落とし穴
消費カロリーが摂取カロリーを上回っていれば痩せると思っていませんか?
これは、間違っているとは言えませんが、合っているとも言えません。基礎代謝は毎日同じではありませんし、食べ物の吸収もインスリン分泌によって変わります。つまり、消費カロリーと摂取カロリーの計算では毎日必ず誤差が生じます。これらはダイエットをカロリー中心で考えている人に多い落とし穴です。この記事ではカロリー計算では痩せない3つの理由について説明していきます。
カロリー計算では失敗する3つの理由
ダイエットというとカロリー計算と思う方も多くいらっしゃると思います。
炭水化物とタンパク質は1g当たり4kcalで、脂質は1g当たり9kcalだから脂質はあまり多くとってはいけない。
これが一昔前までは常識でした。
今でも多くのトレーナーが消費カロリーと摂取カロリーを基準にダイエットを構築してるのも事実ですし、私も昔はそうでした。
しかし、糖質制限ダイエットが流行り、脂質より糖質を制限することがダイエットには効果的ということが明らかになっています。
※糖質制限ダイエットについては推奨しませんが… その理由は今後書いていきたと思います。
ではなぜ、脂質制限に比べカロリー値が低い糖質制限の方がダイエットに適しているのか。という疑問が生じます。
この時点で、カロリー計算でダイエットを行うことに関して矛盾が生じます。
今回はその他にもカロリー計算ではダイエットがうまくいかない3つの理由について説明していきたいと思います。
炭水化物とタンパク質は1g当たり4kcalで、脂質は1g当たり9kcalだから脂質はあまり多くとってはいけない。
これが一昔前までは常識でした。
今でも多くのトレーナーが消費カロリーと摂取カロリーを基準にダイエットを構築してるのも事実ですし、私も昔はそうでした。
しかし、糖質制限ダイエットが流行り、脂質より糖質を制限することがダイエットには効果的ということが明らかになっています。
※糖質制限ダイエットについては推奨しませんが… その理由は今後書いていきたと思います。
ではなぜ、脂質制限に比べカロリー値が低い糖質制限の方がダイエットに適しているのか。という疑問が生じます。
この時点で、カロリー計算でダイエットを行うことに関して矛盾が生じます。
今回はその他にもカロリー計算ではダイエットがうまくいかない3つの理由について説明していきたいと思います。
基礎代謝は一定ではない
カロリー計算時の消費カロリーの目安となるのは基礎代謝です。
しかし、基礎代謝は常に一定というわけではありません。
これって少し考えれば当たり前なんですが、意外と勘違いされている方が多いところです。
基礎代謝とは、生命維持に必要な体温や心拍、呼吸、臓器活動、脳、脂肪やタンパク質合成などに必要な最小限のエネルギーとされていますが、これって皆さん毎日違いますよね。
体温が毎日36.5℃の人がいないように、心拍数も違えば、呼吸数も内臓の消化活動も毎日違います。
また、環境によっても影響を受け、体温維持のために冬の方が夏に比べ代謝は高くなります。
毎日同じ行動をして、毎日同じ食物を食べ、毎日同じ気温変化のない場所に隔離され、脳の活動もコントロールされているのであれば話は別かもしれませんが、現実的には困難です。
つまり、こんなにも多く、変動する要素がある基礎代謝を、消費カロリー計算の軸としている時点でカロリー計算によるダイエットの信憑性は低くなります。
しかし、基礎代謝は常に一定というわけではありません。
これって少し考えれば当たり前なんですが、意外と勘違いされている方が多いところです。
基礎代謝とは、生命維持に必要な体温や心拍、呼吸、臓器活動、脳、脂肪やタンパク質合成などに必要な最小限のエネルギーとされていますが、これって皆さん毎日違いますよね。
体温が毎日36.5℃の人がいないように、心拍数も違えば、呼吸数も内臓の消化活動も毎日違います。
また、環境によっても影響を受け、体温維持のために冬の方が夏に比べ代謝は高くなります。
毎日同じ行動をして、毎日同じ食物を食べ、毎日同じ気温変化のない場所に隔離され、脳の活動もコントロールされているのであれば話は別かもしれませんが、現実的には困難です。
つまり、こんなにも多く、変動する要素がある基礎代謝を、消費カロリー計算の軸としている時点でカロリー計算によるダイエットの信憑性は低くなります。
同じカロリーでも食べ物によって吸収される割合は変わってくる
インスリンというホルモンは皆さんご存知だと思います。
インスリンは膵臓から分泌されるホルモンで、血糖値を下げる働きの他、食物の吸収を促すホルモンです。
このインスリンの分泌量によって食物が体に吸収されやすいか、吸収されにくいかが決まってきます。
つまり、ご飯やパンなどの炭水化物を500kcal摂取した場合と豆腐や納豆などの食物性タンパク質を500kcal摂取した場合、果物などの果糖を500kcal摂取した場合では、同じカロリー数でも脂質として体に蓄えられる割合が変わってくるということです。
この場合、果糖は活動に必要なエネルギーに代謝されにくく、最も脂質として蓄えられていきます。
次に炭水化物はインスンの分泌を最も促す食べ物であるため、エネルギーとして消費されなかった糖質は脂質へと変換されます。
最後に食物性タンパク質はインスンの分泌が穏やかであり、吸収率が少ない他、筋肉や皮膚・髪などを構成するタンパク質の合成として使われるため、最も脂質への変換は少なくなります。
このように同じカロリーを摂取したとしても食べ物によっては、脂質への変換がされやすい食べ物とされにくい食べ物があるということです。
インスリンは膵臓から分泌されるホルモンで、血糖値を下げる働きの他、食物の吸収を促すホルモンです。
このインスリンの分泌量によって食物が体に吸収されやすいか、吸収されにくいかが決まってきます。
つまり、ご飯やパンなどの炭水化物を500kcal摂取した場合と豆腐や納豆などの食物性タンパク質を500kcal摂取した場合、果物などの果糖を500kcal摂取した場合では、同じカロリー数でも脂質として体に蓄えられる割合が変わってくるということです。
この場合、果糖は活動に必要なエネルギーに代謝されにくく、最も脂質として蓄えられていきます。
次に炭水化物はインスンの分泌を最も促す食べ物であるため、エネルギーとして消費されなかった糖質は脂質へと変換されます。
最後に食物性タンパク質はインスンの分泌が穏やかであり、吸収率が少ない他、筋肉や皮膚・髪などを構成するタンパク質の合成として使われるため、最も脂質への変換は少なくなります。
このように同じカロリーを摂取したとしても食べ物によっては、脂質への変換がされやすい食べ物とされにくい食べ物があるということです。
人間の体は環境に順応する
人間の体というのはうまくできていて、飢餓状態になれば生命維持のため、エネルギー効率を高め無駄にしないように低燃費となっていきます。
逆に食物が豊富でいくらでも食べれる環境にある場合は、効率よりも優先的にエネルギーを消費していきます。
つまり、摂取カロリーと消費カロリーは独立しているのではなく、それぞれが影響し合うので、食べた量が多ければ、消費する量も増えるという関係性にあります。
もっというと、食べる量が少なければ低燃費な体になりますし、食べる量が多ければその分高燃費の体になっていきます。
カロリー計算や糖質制限ダイエットで、摂取カロリーが制限されると、体は低燃費傾向となり、ダイエットの始めは効果があったけど、後々効果が出なかったという方はこのためです。
逆に食物が豊富でいくらでも食べれる環境にある場合は、効率よりも優先的にエネルギーを消費していきます。
つまり、摂取カロリーと消費カロリーは独立しているのではなく、それぞれが影響し合うので、食べた量が多ければ、消費する量も増えるという関係性にあります。
もっというと、食べる量が少なければ低燃費な体になりますし、食べる量が多ければその分高燃費の体になっていきます。
カロリー計算や糖質制限ダイエットで、摂取カロリーが制限されると、体は低燃費傾向となり、ダイエットの始めは効果があったけど、後々効果が出なかったという方はこのためです。
まとめ
これらのことを聞くとダイエットはカロリー計算がすべてではないことが分かっていただけるかと思います。
ダイエットにおいてカロリー計算はあくまで一つの指標であって、中心的に考えるものではありません。
それよりも、無理な食事制限は避け、適度な食事コントロールを行い、適切な運動を適切なタイミングで行っていくことが重要となります。
特にダイエットの食事において考慮していかなければならないことは、インスリンの分泌についてです。
そのうちダイエットとインスリンについての記事を書いていければと思っております。
最後に、熊本にお住まいの方はもちろん、全国の方もオンラインを通して、運動も食事もしっかりとサポートしていきますので、ご連絡いただければと思います。
ダイエットにおいてカロリー計算はあくまで一つの指標であって、中心的に考えるものではありません。
それよりも、無理な食事制限は避け、適度な食事コントロールを行い、適切な運動を適切なタイミングで行っていくことが重要となります。
特にダイエットの食事において考慮していかなければならないことは、インスリンの分泌についてです。
そのうちダイエットとインスリンについての記事を書いていければと思っております。
最後に、熊本にお住まいの方はもちろん、全国の方もオンラインを通して、運動も食事もしっかりとサポートしていきますので、ご連絡いただければと思います。